清明さんニュース 2024年 2024.7.10更新
2023年 2022年 2021年 2020年「第8回里庄のせいめいさん展」開催中! 2024/7/1~8/30
佐藤清明資料保存会と分科会の活動成果を披露する「里庄のせいめいさん展」が今年も開催されました!各分科会の見所をご紹介しましょう。
分科会 | 植物 | 年譜 | 文化財/天然記念物 | 民俗学 |
見どころ | 虚空蔵山観察会で見つけた迫力のある美しい植物の写真、採集した植物標本を展示。新たに作成した「虚空蔵山植物目録」で清明さんと安原清隆さんが82年に作った植物目録との比較ができます! | SNSもインターネットもない時代に清明さんがいかにして情報を入手したか、清明資料を整理して読み解きます。清明さんの膨大な著作や郵便物から詳しい年譜も少しづつ明らかになってきました。 | 清明さんの残した膨大なフィルムから60年前の里庄・笠岡の写真をピックアップしました。撮影地を探し当て撮影された写真の場所を特定しました。60年前にタイムスリップ! | 清明さんが残した方言資料を翻刻し、岡山のメダカの方言地図、方言クイズでわかりやすく、まとめました。今は失われた方言を後世に伝えた清明さんの仕事を見てください。 |
(公財)南方熊楠記念館で「南方熊楠と粘菌・アート作品展」が開催されます! 2024/7/1~9/23
佐藤清明は南方熊楠を非常にリスペクトしており、「熊楠の弟子」といってもよいほど、親しい関係だったようです。熊楠と清明の関係について「その中でも特筆すべきことが清明からの粘菌送付です。1931年10月16日を皮切りに、数度にわたって清明が南方に粘菌を小包で送っている。その粘菌の数は多いときで24点にものぼり、それを南方は弟子に審査させたり、時には備中玉島産の粘菌を「甚だ面白き態也」と日記にしたため、お礼状をだしたりしている。」と当会発行の『博物学者佐藤清明の世界』では記されています。
今回の特別展では熊楠が粘菌を通じて交流をした佐藤清明や、岡山県出身の植物研究者 宇野確雄との交流の様子が紹介され、佐藤清明宛の熊楠の書簡や熊楠が送付した粘菌標本などが展示されます。そして、最近活発になった粘菌をモチーフとした粘菌アートの作品展示もあります。夏休み、白浜温泉につかりながら南方熊楠記念館を訪れてみてはいかがでしょう?
特別展「南方熊楠と粘菌・アート作品展」開催のご案内 – 南方熊楠記念館 (minakatakumagusu-kinenkan.jp)
岡山県立図書館の郷土資料部門で清明さんが紹介されています! 2024/3/20~5/19
県立図書館2階で、上記の期間「仁科芳雄博士と里庄町」の展示が行われています。仁科博士を中心として、清明さんに関する資料も展示されています。資料保存会が発行してる会報、菊桜の冊子、岡山文庫などももれなく展示されています。ぜひ県立図書館にお越しの際は2階郷土資料部門にお立ち寄りください。